伝えたい岐阜の魅力 |2 |ブログ|シビックプライドプレイス

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「お寺を人の集う場所に」ー亡き夫とともに未来の参道を仲間とつくる 岐阜善光寺の松枝朋子さん

織田信長が愛した城下町の一角、岐阜県岐阜市の伊奈波神社参道周辺が今、にぎわいを見せています。月1回のマルシェ開催に加え、最近は参道周辺に地ビールを提供するバーや天むすの店が次々にオープン。ベトナムフォーの店も3月開店予定です。これらのまちづ…

柳ヶ瀬の文化の灯りを守りたい。昭和から令和へ、劇場とともに歩んだ43年。磯谷貴彦さんがフィルム映画で伝えたいものとは

岐阜駅から徒歩10分、新旧が交わる「柳ケ瀬商店街」。その中でひときわ昭和っぽさが漂う「ロイヤルビル」の4階にある「ロイヤル劇場」では、現在は貴重になったフィルム映写機を使って昭和の映画を入れ替えなしで、1週間ずつ上映し続けています。 …

一度街から消えたスパイスの香り、令和の風にのって。「高等ライス」復活の立役者、服部恵美さん

長良橋通りから旧岐阜市役所南庁舎の角を西へ入ると、スパイスの良い香りが漂ってきます。 店先には大きなピンク色のタペストリー、看板メニュー「高等ライス」の写真が目を引きます。 創業から130年、岐阜市八ツ寺で老舗洋食屋として地元のみなさん…

五感解放~金華山の麓で喉をうるおす

◇いざ、出発  梅雨が明け、晴れた日曜日の空を見上げて「今日行こう!」と思い立った。荷物をバッグに詰め、胸の高鳴りを押さえながら、未知の世界に飛び込む少年のように家を出た。JR岐阜駅から賑わいを取り戻しつつある長良橋通りをバスに揺られ…

本とともに過ごす散歩道

 自由な時間が1日あったとしたら、みなさんはどのように過ごしますか。 ひとりの時間を過ごすのが好きな私は、みんなの森 ぎふメディアコスモス(以下、メディコス)をよく訪れます。なぜなら、好きな本とともに、一日中のんびり過ごせる快適スポットが…

街の歴史を知ろうともせず、街を語るなんて。

歴史が苦手だった。数学や国語は得意なのに、歴史が苦手なのはなぜかと考えた時、一つ目の理由は「暗記」だ。私は覚えるのが苦手だ。昨日食べた夕食も、好きな映画のタイトルも、初恋の人の顔もいつの間にか忘れてしまう。 歴史が苦手であるもう一つの理由…

岐阜モーニング文化考

◆岐阜モーニングの特長  岐阜に暮らすなかで「やっぱりここに住んでいてよかったー」と感じるもの、それは喫茶店のモーニングである。喫茶店のモーニングサービスは愛知県一宮市が発祥の地といわれており、名古屋市が有名であるが、岐阜の喫茶店モーニン…

岐阜の街でハーモニーを奏でよう

◆開演    私が「歌うこと」に興味を持ち始めたのは、今から5年程前になる。東京へ単身赴任をした際に人前で話すことが多くなったため、ボイストレーニングを受けたのが始まりだ。レッスンでは何故か「歌を歌いなさい」と指導され、最…

天動説か、麺動説か? 岐阜の元祖B級グルメ「天ぷら中華」 絶滅の危機、審判の時

岐阜市の隠れたソウルフード「天ぷら中華」をご存じだろうか。中華そばの上にドンと大きな海老天が乗る食べ物だ。天ぷら“中華”というネーミングから、天ぷらを中華料理店のラーメンに乗せてしまったような、オイリーでミスマッチな食べ物を想像しがちだが、…