「メディコス編集講座 第4期」スタート!気づきを可視化する観察のワークショップ |ブログ|岐阜市シビックプライドプレイス

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「メディコス編集講座 第4期」スタート!
気づきを可視化する観察のワークショップ

「メディコス編集講座 第4期」スタート!<br>気づきを可視化する観察のワークショップ

ぎふメディアコスモスを会場に、8月18日(日)から『メディコス編集講座 第4期』がスタート!
16名が第4期生として全6回の講座に参加します。

今年の参加者も10代から60代まで幅広く集まりました。
「できることを増やしたい」「仕事に生かしたい」などそれぞれの理由をもって集まりましたが、普段関わらない人たちとの交流も楽しんでもらえたらうれしいです。

メイン講師は第2期・第3期に引き続きNPO法人グリーンズ共創編集マネージャーのスズキコウタさんです。Webマガジンを運営するgreenz.jpが開催している「作文の教室」をメディコス向けにカスタマイズしたのが「メディコス編集講座」ですが、期を重ねるごとにメディコスに合った講座内容へとバージョンアップされています。
greenz.jp作文の教室

第1回は、自己紹介からスタート。
おおきな円状に椅子を並べ、一人ひとりマイクを持って名前や岐阜での行きつけの場所を話しながら緊張をほぐしていきました。

自己紹介が全員終わったら、いよいよ観察のワークショップです。
まずはコウタさんと、アシスタントの水野淳美さんがお菓子の「ミルキー」を使って実演しました。

「赤色」
「パッケージが2種類」
「ママの味」
「歯にくっつく」

2人はミルキーの特徴を挙げながら、受講生とも雑談するように情報を集め、ミルキーにまつわる思い出などのエピソードを付箋に書き出していきました。

元々知っていること、観察して初めて気づいたことなどキーワードをたくさん並べ、気づきを可視化することで、自分にしか書けないアイデアを選んだり、自分が何を伝えたいのか整理したりできるのだそう。

お手本の後は実践です。受講生たちが挑戦する観察のお題は、メディコス1階に設置された「シビックプライドプレイス」。ここは「ぎふ古今」の愛称で呼ばれる、岐阜の魅力を伝える情報集積エリアです。おすすめのスポットや昔の写真がタブレットで見られ、岐阜で活躍する人物の紹介もされているこの空間。メディコススタッフから現場で説明を受けながら、受講生それぞれが観察しました。

「タブレットなどハイテク。操作が楽しい」
「路面電車!懐かしい写真がたくさんある」
「岐阜で活躍する人の紹介キャッチコピーが、おもしろい」

たまたま隣にいた人同士で言葉を交わしつつタブレットを操作するなど、見る以外の方法も使って観察していた受講生たち。

現場を観察したあとは、部屋に戻ってグループで意見を共有するため、付箋に感じたことなどを書いていきます。ある程度書き出した後は、付箋に書かれたことをさらに深堀したり、似たような内容の付箋を分類したり、話し合いながら観察を進めていました。

中には観察の結果、ぎふ古今の改善案を出すグループもあり、さまざまな意見が集まりました。

そしてワークショップの後半は、事前宿題でつくってきた企画書を深めるための観察に入ります。
はじめに、宿題の中から選ばれた企画者が軸となり、グループメンバーに企画の概要を説明しました。企画者によっては、持ち込んだパソコンで資料を示しながら説明したり、過去に自身が撮影した写真を見せたりと、様々な方法で情報を共有していました。

グループメンバーも、
「おもしろいですね!そこの話もっと知りたいかも」
「知らなかった。それは○○ということ?」

など、企画者へ積極的に質問を投げかけ、企画者本人でないからこその視点でキーワードを集めていきました。

最後に、集まったキーワードの中から5つ、“おもしろそう!”“他の付箋とかけ算できそう”“自分の「得意」と結びつきそう”と感じるものを選び、「こんな記事が書けるのでは?」と想像するところで、第1回の講座は終了の時間を迎えました。

第2回は8月25日(日)です。
今回の観察のワークショップで集めたキーワードをもとに、1,500字の記事をグループで作成していきます。

メディコス編集講座第4期の概要は以下リンクからご覧ください。
岐阜を編み、岐阜を集める「メディコス編集講座」第4期

・第2回ブログ