2022年3月26日、みんなの森 ぎふメディアコスモスの1階に、岐阜市の魅力的な情報を集めた拠点「シビックプライドプレイス」がオープンしました。

正面エントランスから入ると、西側に現れる2つのドーム状の物体。まるで大きな繭のようなドームには金華山のシルエットが描かれ、2つのドームを貫く様に配置された流線形のカウンターは清流長良川を模しています。

ドームの１つは「まち歩きステーション」。岐阜市内のお店や史跡など約200カ所のスポットが見られ、行ってみたいスポットを選んで自分だけのオリジナルマップが作れます。マップのデータはスマホにダウンロードでき、そのまますぐにまち歩きへ。地元の人でも知らない、あなたにピッタリなスポットが見つかるかも！

もう一方のドームは「ぎふ歴史ギャラリー」。こちらは、古地図や古写真から岐阜市の過去の記憶を辿ることができます。タブレットの画面上で、地図・写真の切り替えや拡大縮小も自由自在。岐阜公園にいたライオンや、名鉄岐阜駅近くにあったパルコなど、懐かしい写真がいっぱいです。

続いては、岐阜を拠点にホットでユニークな活動を続ける人々を、過去の偉人と共に紹介する「岐阜な人カード」。しおりとしても使えるカードには、「岐阜の地で楽しく豊かに暮らす」ことを実現している人たちの情報を詰め込みました。自由にお持ち帰りいただけますので、こちらもお見逃しなく。

3月26日のオープニングセレモニーには、古い写真をご提供いただいた方々を代表して北川稔様のご家族、まち歩きのスポット情報を取材したメディコス編集講座の第１期修了生を代表して後藤麻衣子さんに加わっていただきました。この空間に集約された情報は、メディアコスモスを取り巻く様々な方の協力によってストックされてきたのです。

およそ2年の準備期間を経て開設に至りましたが、シビックプライドプレイスはまだまだ完成ではありません。オープンを皮切りに、これからも市民のみなさんと共に情報を増やし続けていく。そんな「永遠の未完成」ともいえる情報空間が、岐阜の魅力を知る窓として、そして人びとの交流の場として賑わうことを願っています。

＞シビックプライドプレイスについて

＞珍ちんな人

＞メディコス編集講座（第１期）