メディコス広場メディアラボ製作ワークショップ |イベント|シビックプライドプレイス

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メディコス広場
メディアラボ製作ワークショップ

2023年10月28日(土)、11月26日(日) ※2日間開催
いずれも13:00~16:00

参加申し込みの受付を終了しました。
多数のお申し込みをいただきありがとうございました。

多様な人たちが行き交うメディアコスモスの広場。
この場所をもっと楽しい「みんなの広場」にするために、メディコスは誰もが自由に使えるスペース「メディアラボ」を市民の皆さんと一緒に作ります。
「自分だったらこんな機能がほしい」「これがあったらもっと楽しめる」、そんな皆さんのアイデアをぜひ聴かせてください。

【参加申込】下記リンクから
専用フォーム

開催概要EVENT INFORMATION

メディコス広場
メディアラボ製作ワークショップ

開催日時
2023年10月28日(土)、11月26日(日) ※2日間開催
いずれも13:00~16:00
場所
みんなの森 ぎふメディアコスモス かんがえるスタジオ
参加費
無料
定員
15名(先着順)
申込方法
上記の専用フォーム、またはぎふメディアコスモス1F総合案内にてお申し込みください。
主催
岐阜市、IAMAS(情報科学芸術大学院大学
その他
<持ち物>筆記用具
<問合せ>ぎふメディアコスモス事業課  企画係
<電話>058-265-4101
<Eメール>[email protected]
※詳細はフライヤーPDF(案内チラシ)をご覧ください。

掲載日:2023.09.28

レポートEVENT REPORT

共に創る。
広場でも居心地良く過ごせる空間「メディアラボ」


メディアコスモスの広場。そこには平日のお昼にキッチンカーが並び、休日だとマルシェや大がかりなフェスティバルが催されることも。多くの人が行き交うこの場所をもっと楽しく、もっと居心地良く過ごせる「みんなの広場」にしたい。そんな思いから、メディコスでは、広場で誰もが自由に使える移動式のブース「メディアラボ」を製作するため、市民の皆さんと一緒にアイデアを出し合うワークショップを開催しました。

2023年の10月と11月にわたって2回開催したワークショップには、中学生から70代の方まで年代も職業も異なる延べ23名の皆さんが参加してくださいました。
進行を務めるのは岐阜県大垣市にあるIAMAS(情報科学芸術大学院大学)とその修了生の皆さん。
このメディアラボの製作はメディコスとIAMASとの共同プロジェクトであり、市民の皆さん、メディコス・IAMASが共にアイデアを出し合って創りあげる“共創”プロジェクトです。
まずは1回目のワークショップ。みんなで自己紹介を行い、実際に外に出て広場の観察をします。日頃から目にしている広場でも、その様子をじっくり見てみると改めて気づくことも。「意外と自然が多い」「木々のゆれる音が心地良い」といった広場の特長や「解放的すぎて足を止めるきっかけがない」「椅子やテーブルが少ない」といった課題を挙げる参加者の声も聞かれました。
そうした観察を踏まえ、今度はグループになってメディアラボをどのように活用すると良いかアイデアを出し合います。「外でも本を読みたい」「1人でも過ごせる居場所がほしい」…次々と言葉になって出てくる参加者の皆さんの思い。そこから互いの共感が生まれて話はどんどん盛り上がり、当初の予定にはなかったメディアラボの具体的なアイデアにまで発展します。「シンボルとなる小さな家や本のオブジェがあるといい」「自由に動かせる椅子を」「みんながメッセージや絵をかけるボードがほしい」などなど。
面白いアイデアの数々に、参加者の輪に加わった私たちメディコススタッフにとっても心が弾むワークショップとなりました。

続いてワークショップ2回目。前回話し合った内容を踏まえて2つの大きなテーマを設け、メディアラボのより具体的なデザインと機能をアイデアスケッチに落とし込みます。
テーマは「人が足を止めてしまう仕掛け」と「居心地良く過ごせる場所」。
どんな人が、どんな時に、どのように使うのかといった実際の活用をイメージしながら、ペンを片手にそれぞれのアイデアをスケッチし、グループで共有していきます。

参加者の皆さんは事前に考えを膨らませていた様子で、絵を描くことに慣れていない方も、次々にアイデアをスケッチで表現。メディコスのシンボルに相応しい「みんなで絵を描ける大きな絵本」「おもちゃを収納できる大きな木」「メディコスの建物をモチーフにした小さな家」や「どこでも読書ができる椅子とテーブル」といった居心地良く過ごすための仕掛けなど、アイデアが目に見える形で表れてくるとさらにワクワク感も膨らんできます。
3回重ねたアイデアスケッチの発表では「1人でもグループでもくつろぐことができてラジオの収録にも活用できる『みんなの森ブース』」「本や道具を収納する棚やベンチもついた『みんなの小さな家』」など、互いのアイデアから着想を得て、それらを組み合わせたり、発展させたものも。

2日間にわたるワークショップ。本当にたくさんのアイデアを出し合うことができました。次は、それをつなぎ合わせながら、いよいよ実際にメディアラボを製作していきます。
2024年の3月には完成したメディアラボをお披露目し、4月からは広場で活用していく予定です。一体どんなものが出来あがるのか…。ワークショップに参加してくださった皆さん、メディコスにお越しになる皆さん、どうぞお楽しみに!

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