【満員御礼】第50夜(出張講座)岐阜の宝物庫 護国之寺で出会う1000年の美術 |イベント|シビックプライドプレイス

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【満員御礼】第50夜(出張講座)岐阜の宝物庫 護国之寺で出会う1000年の美術

2024年3月2日(土)13:00~14:30

国宝 金銅獅子唐草文鉢、土岐氏の鷹、蓑虫山人まで

おとなの夜学第50夜は慣れ親しんだ図書館を飛び出して、岐阜市が誇る天平の古刹「護国之寺(ごこくしじ)」で開催。岐阜市で唯一の国宝「金銅獅子唐草文鉢」を所蔵する護国之寺は、聖武天皇の勅願により行基菩薩によって開創された、存在そのものが伝説級のお寺です。1250年を超える寺の歴史の中で、時の権力者や文人墨客が集った、岐阜の文化の中心的存在。国宝金銅獅子唐草文鉢をはじめ、特殊な曼荼羅、土岐氏の鷹の絵、蓑虫山人の滞在の証左となる作品など、数々の宝物(ほうもつ)を拝見しながら、当時の物語に思いを馳せましょう!

 

ゲスト:廣瀬 良倫さん(護国之寺の住職)

おとなの夜学Webサイト

開催概要EVENT INFORMATION

【満員御礼】第50夜(出張講座)岐阜の宝物庫 護国之寺で出会う1000年の美術

おとなの夜学第9期後半チラシ裏面
開催日時
2024年3月2日(土)13:00~14:30
場所
護国之寺(岐阜市長良雄総194-1)
参加費
無料
定員
20名(先着順)★定員に達したため募集を終了しました
申込方法
2024年2月2日(金)より受付開始。
おとなの夜学特設サイト:https://otonanoyagaku.net/または、中央図書館の窓口・電話にて受付(2/5〜2/9は蔵書点検のため休館)
主催
岐阜市立図書館
その他
<参加資格> 中学生以上。お子様連れはご遠慮ください。
<会場について>
出張講座のため会場は岐阜市立図書館ではありません。護国之寺へ直接お集りください。
駐車場あり:山門(楼門)横の坂道を上がり、右手に曲がると駐車場があります。
岐阜バス:墨俣発JR岐阜駅・名鉄岐阜駅経由「おぶさ」行き終点「山門前」下車

掲載日:2024.02.02

レポートEVENT REPORT

由緒ある宝物を間近で見る・知る・感じる!

 知らなかった岐阜を知る「みんなの図書館 おとなの夜学」を令和6年3月日に開催しました。令和5年度最後のおとなの夜学は、図書館を飛び出して、岐阜市長良にある護国之寺(ごこくしじ)で開催し、住職の廣瀬良倫さんに護国之寺の由来から、お寺にまつわる貴重な品々について現物やレプリカとともに解説いただきました。

おとなの夜学50夜護国之寺01

 奈良時代に作られた国宝金銅獅子唐草文鉢には、聖武天皇が東大寺大仏を作る際に呼んだ腕の立つ仏師が、褒美に受け取った鉢を持ち帰り護国之寺を建てたという由来があります。
 本来ガラスケース越しでしか見られない貴重なお宝をレプリカでじっくりと見ることができました。鉢自体は半球形で、布を敷かないと自立しない形状になっており、間近でまじまじと見ながら参加者それぞれが感じた疑問を住職に答えていただく場面もみられました。

 他にも蓑虫山人の掛け軸(現物)なども紹介したいただきました。イベント終了後も今回紹介された品々を時間の許す限りじっくりと拝見させていただくことができ、ゆかりある場所で住職に解説いただくというとても贅沢な時間を過ごすことができました。

おとなの夜学50夜護国之寺02

 今回の会場である護国之寺は高台に建ち、岐阜城や長良川などが普段とは違った角度で楽しむことができる素敵な場所でした。参加されたみなさんも「こんな場所にお寺があったなんて」とイベント終了後に寺院内をゆったり散策するなど思い思いに楽しんでおられました。まさに「知らなかった岐阜を知る」というおとなの夜学の醍醐味を味わえた会になったのではないでしょうか。

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