2020年12月17日に第3回シビックプライド講座
「岐阜に足りないものは、デザイン?アート?それとも編集?」
を開催しました。
今回は、会場参加が47名、Zoom参加が30名と、合計77名の方にご参加いただきました。回を増すごとにどんどん参加人数が増え、うれしい限りです。
今回の講師の方は、
自著に映画『浅田家』の原案となった浅田政志氏との共著『アルバムのチカラ』(赤々舎)などがある、
有限会社りす代表/編集者の藤本 智士さん
岐阜おおがきビエンナーレ2019「メディア技術がもたらす公共圏」(IAMAS)などを担当されてきた、
情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の伊村 靖子さん
あらゆるジャンルのデザインを一人で行うマルチデザイナーであり、美殿町商店街、岐阜城山上石垣の復元活動、長良鵜飼屋アンドン等、様々なまちづくりに携わってきた、
DesignWater 代表の鷲見 栄児さん
のお三方。
大変な盛り上がりをみせ、会場が笑いにつつまれることもしばしば。藤本さんと鷲見さんがテーマについて、自らの実体験を交えながら話すのに合わせ、伊村さんがアート的な立場から合いの手をいれる。
2時間が短く感じるような講座でした。
内容をまとめたジャーナルを現在作成中です。お楽しみに!
「参加した方からの声」
今回参加してみての率直な感想を一言どうぞ。
- 今回のイベントタイトルについて、一つの解はなく、人それぞれがそれなりの方法(メディア)で発信することが
コミュニケーション(対話)になるんだと気づくことができました。
- メディアやITってハードルが高いイメージでしたが、
もっとハードルを下げて道具として利用すればよい、失敗してもよいという点が印象的でした。
- 空間というものは、場所があり交流できる(繋がる)ということだけではなく、
過去と現在が繋がり、未来をつくっていくという、時空を越える役割もあるのだと気づいた。
シビックプライドを醸成していくために、
あなたがぎふメディアコスモスに望むことをお聞かせください。
- 登録団体でなくても、個々が気軽に自由に活用できる場であってほしい。
逆に登録団体の活動がもっと図書館とも関わって全体で生かせるとよい。
- 気軽に集えるプラットフォームになってほしい。
- マスメディア・ローカルメディア・コミュニティメディア・パーソナルメディア…。
さまざまな規模や解像度に対応できる場所があるといいと思う。
- トークイベントをインタラクティブな形、双方向性のある形にしてほしい。
ぎふメディアコスモスがよりたくさんのひとが使える道具であるために、
こういう取り組みにチャレンジしてほしいなど、
あなたのアイデアをぜひお聞かせください。
- 芝生広場とか腰を下ろして自由に話せる場所が欲しいです。
- メディコスの使い方は自分で決めたい。
- デザイナー、クリエーターの資質を持つ人が多く集まるまちが強いまちになると思うので、
メディコスが通風口となることで魅力的な人が集まる場所になってほしい。
- 10年後、20年後を憂えるのではなく、3~5年後を見据えて進んでいくことがいいと思った。
内容をまとめたシビックプライドジャーナルVOL.3ができました。
こちらからご確認ください。
→シビックプライドジャーナルVOL.3