2026.01.23
ついに最終回!スポット取材実践
まち歩きライターの教室 メディコス編集講座第5期第4回
2025年度の「まち歩きライターの教室(メディコス編集講座第5期)」。第4回(最終回)を11月30日に開催しました。
今回は昨年度まではなかった「取材の実践」をテーマにした講座です。講師は、ローカルメディア「さかだちブックス」の運営などを行い、メディコスの広報紙「メディコス文化道」の編集・デザインも担当している株式会社リトルクリエイティブセンターから、高野直子さんと津田成美さんのお二人をお呼びしました。

今回の講座では、取材や記事作成について講義を受けてから、実際にまちのお店を取材し、記事を完成させます。
まず、講義では、取材前の準備から記事の完成までの流れや、それぞれのポイントが詳細に語られました。
取材先の選定について、高野さんは「まちをいつもと違う視点で見てみることや、伝えたい!とモチベーションが上がる取材先を選ぶといい」と説明。第2回「観察のワークショップ」とも重なる内容で、受講生はこれまでの講座を振り返りながら取材の視点について理解を深めました。また、スムーズに取材依頼するヒントとして、あるテレビ番組のワンシーンも紹介され、「どんなふうに何を取材したいか簡潔に伝えることが大切」という言葉とともに、熱心にメモをとっていました。

特に、受講生が一番前のめりに聞いていたのはやはり取材当日のこと。高野さんいわく、
「とにかく、相手の話を聞くことに集中して、聞いたことは速記でメモしています。印象的な言葉は方言や語尾まで書き留めてそのままセリフとして使うと、相手の人柄が現れます。相手の話の流れを止めないように意識して、おしゃべりをする感覚で取材しています」
とのこと。
そのほか、実際に使用している「取材ノート」を見せながら、
「わからないことには下線を引いておいて、相手の話がひと段落した頃を見計らって戻って聞いています」
などの細やかな工夫の紹介もされました。
座学が終わると、いよいよ取材の実践です。
5人ずつのグループに分かれ、店主に質問をする人・写真を撮る人・メモに徹する人と、それぞれ役割を決めて、洋食店「ニューライオン」、イタリア立呑みバール「mano yanagase」、アトリエ「手づくりふくろう絵工房」、ワークショップスペース「PENGUIN BOOTS+」に取材に赴きました。
「ニューライオン」と「mano yanagase」は飲食店ということで、まずは実際に料理を食べてから店主さんにお話を聞きます。「手づくりふくろう絵工房」と「PENGUIN BOOTS⁺」では店内に並ぶ商品について詳細を聞いたり、店主さんが普段行っている作業を見学させてもらったりしました。
取材から帰ってきたら紹介文を作成します。今回は、メディコス1階にある「ぎふ古今(シビックプライドプレイス)」内のまち歩きステーションに掲載する記事を作ります。
まずはグループで取材メモや写真を共有することから始めていきました。
「ごはんも美味しかったし、店主さんもステキな人だったね」
「この話はもっと深堀して聞いておけばよかったかな」
「基本的な情報を書いただけで200字超えちゃう....!」
まち歩きステーションのタブレットに掲載できるのは、200字程度の文章と、8枚程度の写真。取材で得た多くの情報をどう条件に落とし込むか、ブログ記事の作文とは違う難しさに悩みつつ、紹介文を作成していました。
グループで紹介文を書き終えたら、発表の時間です。
「写真を見て“わぁ、おいしそう!”と思った」
「店主をフルネームではなく下の名前で紹介すると親しみが感じられる」
「書き手独自の感性が表れるといい文になる」
発表後に他のグループからの感想と講師の講評を受けて修正を加え、4つの紹介文が完成しました。この紹介文は後日公開する予定です。
また、受講生たちは“宿題”として個人でも取材を実践し、紹介文を作成することとなっています。完成したものは順次「まち歩きステーション」で公開していきますので、お楽しみに。
最後に、ぎふメディアコスモス館長から受講生一人ひとりに修了証を渡し、集合写真を撮影して第5期の講座の全行程が終了となりました。
講座はここまでですが、5期生のみなさんは編集講座第1期から第4期までの修了生が参加するぎふ古今編集部の一員となります。
引き続きメディコスと関わり、まち歩きライターとして活躍してくれることを願っています。これからもどうぞよろしくお願いします。
メディコス編集講座第5期の概要は以下リンクからご覧ください。
https://medicos-cp.jp/event/lectures/p9304/






