2025.03.28
メディコスとまちの交流ジャーナル!
「季刊メディコス文化道vol.15」配布中

岐阜に暮らす人が生活の中で育んできた文化を、メディコスを中心に収集、編集、発信し、ひとびとの豊かな生活時間の流れようを伝える「季刊メディコス文化道(ぶんかみち)」。
創刊から4年目を迎えたVol.13から表紙やサイズ、デザイン、さらには中身も大きくリニューアルされています!もちろん今回のメディコス文化道も右からも左からも読める両面開きで、どちらからめくっても楽しめます!
まずは、「MEDICOS BUNKAMICHI」のロゴが印象的な、春を感じさせるピンク色の表紙からご紹介しましょう。こちらの表紙から読み進めると、メディコスで開催したイベントや情報を紹介しています。今回は、特集が3つと盛りだくさん!特集の1つ目は、「お正月イベント」。毎年の恒例となった箏の演奏や凧作りワークショップのほかに、オリジナルカレンダー作りやまち歩き運だめしなどさまざまなイベントを開催。子どもから大人まで多くの来館者で賑わい、一年の始まりにふさわしい華やかなイベントとなりました。
特集2では1月末に開催した読書推進トークイベント「暮らすように『すき』をたのしむ」をピックアップ。文化道Vol.13から今回のVol.15までの3号にわたって、岐阜のまちをめぐり「甲斐みのりが歩く岐阜の文化地図」というページを執筆していただいた文筆家の甲斐みのりさんをゲストにお招きしたこのイベント。当日は300名以上が甲斐さんの話に耳を傾け、多くの人が暮らしの中から自分の“すき”を見つけるヒントを得られたのではないでしょうか。
特集3では3月に開催したまち歩き&ワークショップイベント「柳ケ瀬にひたろう」に注目。今回は柳ケ瀬商店街が舞台。柳ケ瀬の魅力をよく知るメンバーで構成された「ひたひた収集室」の協力のもとまち歩きを実施し、その中で出会った魅力や気づき、その場所でのエピソードなどをもとに参加者それぞれの視点からZINEを作成しました。今回のイベントを通して柳ケ瀬の魅力を見つめ直す良い機会となりました。
その他にも、開館10周年を記念して販売中のメディコスタンブラーの情報や、「伝えたいメディコスの魅力」をテーマに作品を募集した「メディコスインスタフォトコンテスト2024」の最優秀作品の紹介などのトピックもあわせて掲載していますのでぜひご覧ください。
そして、中面には、メディコスの未来を考えるコーナー「メディコスのコレカラ」を掲載。2025年に開館10周年を迎えるメディコスでは、現在“×+(かけるじゅう)”をテーマとしたコンセプトブックを制作中です。今回はその制作過程で取材に携わったメディコス編集講座修了生の声や過去に開催したワークショップを振り返り。また、現在制作中のコンセプトブックの一部をチラ見せしています。7月の完成をお楽しみに!
さて次に反対側の表紙を見ていきましょう。名和昆虫博物館に隣接する記念昆虫館の外観が写る黄緑色の表紙には、「甲斐みのりが歩く岐阜の文化地図」のタイトルが。メディコス文化道Vol.13、14をご覧になった方はもうご存じでしょうが、まだ知らない方のために。そう、こちらは、文筆家で旅や手みやげ、喫茶、建築などにまつわる著書を多数手がけ、全国に多くのファンを持つ甲斐みのりさんが、実際に岐阜の地を訪れ、巡り、そこで出会った岐阜市内の魅力を文と写真で紹介してくれているのです!今回の号が甲斐さんシリーズの最終号になります。
今回、甲斐さんが巡ったのは、岐阜公園・川原町エリア。日本三大大仏に数えられ、乾漆仏としては日本一の大きさを誇る岐阜大仏がある「正法寺」さんをはじめ、鮎らーめんや鮎ピザなど鮎のさまざまなオリジナルメニューを堪能できる「川原町泉屋」さん、和傘の名産地である岐阜で県内唯一の和傘専門店として店舗を構える「和傘CASA」さんなどを紹介しています。
また今回も、まちを巡る途中に出会ったおやつや手みやげも「甲斐みのりが見つけた岐阜市のとっておき。」として取り上げています。今回、甲斐さんが巡ったルートは、「岐阜の文化地図」のページで紹介していますので、みなさんもぜひ巡ってみてはいかがでしょうか。
と、ここまで今回の「メディコス文化道」の注目ポイントをざっくりと紹介してきましたが、今年度最終号となる今回も、ここでは紹介しきれていない情報がたくさん掲載されています。メディコスの魅力はもちろんのこと、今まで気が付かなかった岐阜公園・川原町エリアの魅力もきっと見つかるのではないでしょうか。メディコス館内各所で無料配布していますので、ご来館された際にはぜひ手に取ってご覧ください!
バックナンバーを含め以下サイトからPDFをダウンロードいただけます。
<ぎふメディアコスモス公式HP>
季刊メディコス文化道