企画展示「どこコレ?@メディコス2021 with IAMAS」 |イベント|シビックプライドプレイス

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企画展示「どこコレ?@メディコス2021 with IAMAS」

2021年12月9日(木)〜2022年1月23日(日)

市民のみなさんや写真館から提供を受けた、思い出のつまった貴重な写真を展示します。山の稜線などの地形、影の方角、老舗の看板や人々の服装など、あらゆるものを手がかりに、写真の年代や場所を推理してください。

どこコレ?とは

昔撮影され、その場所が特定できないために資料として活用しにくい写真を、地元の人ならではの経験と知恵によって確定していく展示イベントが「どこコレ?」です。NPO法人20世紀アーカイブ仙台とせんだいメディアテークの協働事業として2013年に第1回を開催して以来、世代交流を通して資料が特定されていくユニークな手法から、全国で催されるようになりました。

今回の「どこコレ?@メディコスwith IAMAS」では時代や場所がすでに判明している写真も含まれています。

「どこコレ?」を愉しむための五箇条

  1. 日影で方角を読むべし
  2. 看板やのぼりから位置を特定すべし
  3. 地図と合わせて街並みを見るべし
  4. 勇気を出して付箋に書き込むべし
  5. 先輩の話をじっくり聞くべし

開催概要EVENT INFORMATION

企画展示「どこコレ?@メディコス2021 with IAMAS」

開催日時
2021年12月9日(木)〜2022年1月23日(日)
場所
みんなの森 ぎふメディアコスモス1Fエントランス
参加費
無料
申込方法
不要
主催
岐阜市
その他
共催:情報科学芸術大学院大学(IAMAS)
協力:NPO法人20世紀アーカイブ仙台 せんだいメディアテーク

掲載日:2021.12.06

レポートEVENT REPORT

「どこコレ?」から始まるコミュニケーション

12月9日から1月23日まで、年をまたいでメディコスロビーに突如現れたのは、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)の協力を得て設置した展示「どこコレ?@メディコス with IAMAS」です。
「どこコレ?」とは市内の古い写真を展示し、その時代や場所を来場者が推理して付箋に記入し貼付していくという展示。展示空間の魅力もあり多くの方に観覧していただき、当方の期待をはるかに上回る付箋が貼られました。特に岐阜公園の写真は付箋で埋め尽くされており(数えてみると100枚以上!)それだけ沢山の人たちの記憶に残っているエリアなのだと思いました。
「中高生のデートスポットだった」
「岐阜公園の動物園にライオンや孔雀がいました。ペンギンも!」
「お母さんにペンギンがいたと聞きました。今もあったらいいのにー」
「(動物園を)どうか復活して~」
「同感です!!」
など、実体験を書いている方だけでなく親御さんに聞いた話を書いている方など、老若男女の方が岐阜公園を軸にコミュニケーションをしている様子が見られました。場所の記憶は世代を超えますね。
 こうして自分たちの暮らすまちに意識を向けることはシビックプライドの芽になります。今回の展示を通して、この場所にこれからオープンする「シビックプライドプレイス」が、たくさんの市民の方に楽しんでいただける場所になることを期待せずにはいられません。

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