トーク 長良川古今(ここん) |イベント|シビックプライドプレイス

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トーク 長良川古今(ここん)

2022年11月13日(日)
10:00-11:30

千三百年の歴史を持つ鵜飼をはじめ、岐阜市を代表する景観を擁する長良川。
岐阜市民にとっての原風景であり、憩いの場であり、シビックプライドでもあるこの川と、それをとりまく人たちの営みを語ります。

【出演】
交田 紳二さん 
鵜飼屋開発興業合同会社代表社員(商業複合施設「&n」運営)
18歳からの約8年間を多治見で過ごした以外は、岐阜市長良の鵜飼屋地区に居を構え、陶芸家として活動するとともに、「&n(アンドン)」の運営に立ち上げから関わり、同施設内で「古美術アンドン」を経営。また、戦前の絵葉書やパンフレット、ポスターなどのコレクションを3,000点以上所有し、まち歩きイベントや、ぎふメディアコスモス2階の岐阜市立中央図書館の企画展示(「納涼の都岐阜」2020年)など多様な場面で活躍

参加申し込みは下のリンクから
申込みフォーム (10月8日から受付開始)

開催概要EVENT INFORMATION

トーク 長良川古今(ここん)

開催日時
2022年11月13日(日)
10:00-11:30
場所
みんなの森 ぎふメディアコスモス
かんがえるスタジオ
参加費
無料
定員
50人
申込方法
申込フォームまたはぎふメディアコスモス1階総合案内にて申込みしてください。10月8日から受付開始
主催
岐阜市

掲載日:2022.09.28

レポートEVENT REPORT

漁師のまち、鵜飼屋

環境庁が発表した「日本の水浴場88選」という海なし県には極めて不利な枠組みで、長良川が河川として唯一選定されているという事実をご存じでしょうか。また、「清流長良川の鮎」は世界農業遺産に、「長良川の鵜飼漁の技術」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

まさに岐阜における自然と歴史と文化と、そしてレジャーの要でもある長良川。
今回は鵜飼屋で商業複合施設「&n」を運営する交田紳二さんをゲストに、そんな長良川の今昔が、絵はがきを通して語られました。
長く鵜飼屋で暮らし、かつての鵜飼屋のことをよく知る地元の方や、鵜飼観覧船を巧みに操る船頭さんの貴重なインタビューの様子も紹介されるなど、これまで知らなかった鵜飼屋を知ることができ、非常に内容の濃い講座となりました。

人々や建物はどんどん変わっていきますが、一方でそこを流れる美しく雄大な川の流れや山々の緑はそのままです。
変わったものと変わらないもの、それらすべてが、そこに暮らす人たちが作ってきた生活の風景そのものなのです。

川とともに生きてきた岐阜市民が、これから川辺をどんな素敵な場所にしていくのか、とても楽しみになったイベントでした。

絵はがき

交田さんがコレクションしている古い絵はがきたち

交田さんの講演

近代以降の長良川の歴史と鵜飼屋の見どころが語られました

長良川の写真

会場内に掲示された長良川の写真は写真家の後藤亘さんにご提供いただきました。

 

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