みんなのひとりと 吉成プロデューサーが今夜、話したいひと「みんなのシビックプライドプレイスへ」 |イベント|シビックプライドプレイス

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みんなのひとりと 吉成プロデューサーが今夜、話したいひと「みんなのシビックプライドプレイスへ」

2022年7月29日(金)
19:00〜20:30

岐阜で楽しく豊かに生きるためのトークイベント「みんなのひとりと」。メディアコスモスを舞台に、吉成プロデューサーが今一番話してみたいゲストをお迎えするトークイベントです。これをきっかけに、部活動のような集まりが生まれる?ことを願って。

第2回は「みんなのシビックプライドプレイスへ」について語ります。

進 行:吉成信夫(みんなの森 ぎふメディアコスモス総合プロデューサー)
出 演:中村佳史氏(株式会社HUMIコンサルティング代表取締役、NPO法人連想出版理事)

開催概要EVENT INFORMATION

みんなのひとりと 吉成プロデューサーが今夜、話したいひと「みんなのシビックプライドプレイスへ」

開催日時
2022年7月29日(金)
19:00〜20:30
場所
ぎふメディアコスモス2階(岐阜市司町40-5)
シビックプライドライブラリー(南東スペース)
参加費
無料
定員
先着20名
申込方法
下記フォームより必要事項を入力
主催
岐阜市、みんなの森 ぎふメディアコスモス自主事業実行委員会
その他
イベントは図書館閉館後まで続きます。

掲載日:2022.06.29

レポートEVENT REPORT

歴史の事実だけでなく、人びとの記憶や思いも学ぶ「地元学」

 今回の「みんなのひとりと」のゲストは、全国のミュージアム等の展示サービスの企画や地域情報活用のコーディネーターとして活躍する中村佳史さん。
 中村さんは、令和4年3月、みんなの森 ぎふメディアコスモスにオープンした岐阜市の魅力情報発信拠点「シビックプライドプレイス」の整備に、ディレクターとして携わっていただきました。

 シビックプライドとは、自分の地域はつまらないと違う地域へ目を向けるのではなく、自分の地域を違う目で見ることを楽しむことから始まるといった話が印象的でした。

 トークは、中村さんが学生時代に「地方史」の研究をしていた話から、東北で出会った「地元学」の話へ。3.11の最大の教訓は、例えば“過去の地震で津波がここまで来たよ”といった石碑も区画整理などで海から遠い違う場所に付け替えられてしまったといった、先人が残してくれた教訓をしっかり引き継がれていなかったことなのでは。と、中村さんは考えているのこと。
吉成総合プロデューサーからは、岩手に居住していた時、「地元のことは地元にいる私たちが探して知る」。ないものねだりをするのではなく、地域にあるものを探そうという考えのもと生活することで、そこに住む人が、何を大事に生きてきたかが分かったとの話がありました。
 今回のトークを通じて、市民の地域への愛着や誇りの醸成には、地域の資料を「集める」「保存する」「活用する」その循環をつくることが重要で、その中に地域の人が参加し「地元学」的な視点から、地域コミュニティを継承することが大事であることが分かりました。

みんなのひとりと第二回

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