2020年11月3日に第2回シビックプライド講座
「ことばとメディアを武器に。」
-対話の道具としてのメディコス-
を開催しました。
前回から始まったシビックプライド連続講座、第2回となる今回も大変多くの方にご参加いただきました。実はこのシビックプライド講座、当日参加したいという方がすごく多いんです。当日に、シビックプライドというキーワードの中で講師の方々が話される内容は通りかかった方の興味も惹く内容なのだな、と毎回感動しております。
今回の講師の方は、
岐阜市で「さかだちブックス」「アラスカ文具」などを手掛ける若き社長
株式会社リトルクリエイティブセンター代表取締役の今尾 真也さん
フリーランスWeb制作者であり、メディコスを利用してCoderDojo岐阜などを開催している
Shift代表の久野 晃司さん
Library of the Year2013大賞やLibrary of the Year2019優秀賞の受賞歴もある図書館業界の異端児
元県立長野図書館長の平賀 研也さん
のお三方。
第1回目となる前回は、「シビックプライド」という言葉について説明をし、2回目となる今回は、さまざまな人と物を繋ぐ「コミュニケーションポイント」としてのメディコスができることについてお話をいただきました。岐阜市で人と物を繋ぐ仕事をしている今尾さん、メディコスで人や物を繋いでいる久野さんのお話は身近な部分もあり非常に興味深く、図書館業界に詳しい平賀さんのお話は、これからのメディコスの果たすべき役割について、非常に参考になる内容でした。
この講座は全5回の連続講座となっております。次回もお楽しみに。
「参加した方からの声」
今回参加してみての率直な感想を一言どうぞ。
- 今回のイベントタイトルについて、一つの解はなく、人それぞれがそれなりの方法(メディア)で発信することが
コミュニケーション(対話)になるんだと気づくことができました。
- メディアやITってハードルが高いイメージでしたが、
もっとハードルを下げて道具として利用すればよい、失敗してもよいという点が印象的でした。
- 空間というものは、場所があり交流できる(繋がる)ということだけではなく、
過去と現在が繋がり、未来をつくっていくという、時空を越える役割もあるのだと気づいた。
シビックプライドを醸成していくために、
あなたがぎふメディアコスモスに望むことをお聞かせください。
- 登録団体でなくても、個々が気軽に自由に活用できる場であってほしい。
逆に登録団体の活動がもっと図書館とも関わって全体で生かせるとよい。
- 気軽に集えるプラットフォームになってほしい。
- マスメディア・ローカルメディア・コミュニティメディア・パーソナルメディア…。
さまざまな規模や解像度に対応できる場所があるといいと思う。
- トークイベントをインタラクティブな形、双方向性のある形にしてほしい。
ぎふメディアコスモスがよりたくさんのひとが使える道具であるために、
こういう取り組みにチャレンジしてほしいなど、
あなたのアイデアをぜひお聞かせください。
- 芝生広場とか腰を下ろして自由に話せる場所が欲しいです。
- メディコスの使い方は自分で決めたい。
- デザイナー、クリエーターの資質を持つ人が多く集まるまちが強いまちになると思うので、
メディコスが通風口となることで魅力的な人が集まる場所になってほしい。
- 10年後、20年後を憂えるのではなく、3~5年後を見据えて進んでいくことがいいと思った。
内容をまとめたシビックプライドジャーナルVOL.2ができました。
こちらからご確認ください。
→シビックプライドジャーナルVOL.2