第36夜「土岐氏の居城は、なぜ長良に作られたのか ~流路の歴史と気候未来予測から学ぶ長良川との付き合い方~」 |イベント|シビックプライドプレイス

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第36夜「土岐氏の居城は、なぜ長良に作られたのか ~流路の歴史と気候未来予測から学ぶ長良川との付き合い方~」

2020年10月29日(木)

おとなの夜学は、
「岐阜にいるのに知らなかった岐阜を知る」をコンセプトにした、おとなのための学びの時間。
毎回、岐阜の地域文化に精通した“その道の第一人者”によるお話が繰り広げられます。

今回のテーマは「川の流路の変遷と人々の暮らし」

ゲスト

原田 守啓(岐阜大学地域環境変動適応研究センター センター長)
小野 賢悟(木曽三川フォーラム会長・岐阜学会 副会長)

開催概要EVENT INFORMATION

第36夜「土岐氏の居城は、なぜ長良に作られたのか ~流路の歴史と気候未来予測から学ぶ長良川との付き合い方~」

開催日時
2020年10月29日(木)
場所
みんなの森 ぎふメディアコスモス 2階
岐阜市立中央図書館
シビックプライドライブラリー
主催
岐阜市立図書館

掲載日:2021.02.17

レポートEVENT REPORT

知らなかった岐阜を知る「みんなの図書館 おとなの夜学」。
2020年の最初を飾る第1回が10月29日に行われました。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため会場観覧人数を少なくし、
代わりにオンライン会議システムZoomからの観覧もできるようにしました。
Zoomでは県外からの参加もあり、岐阜への関心が広まっているのは嬉しいですね。

今回のテーマは「川の流れ」。私たちが普段見ている川の形は、
古代からずーっと同じということはなく、
地震や洪水などといった自然災害や干拓・埋め立てといった工事などの影響により、大きく形を変えてきたそうです。
古代から現代まで長良川の形がどのように変わってきたのかを、
古文書や古地図などから読み解いてきた小野賢悟さんと、
地理と地質・気象データなどから科学的な視点で小野さんの推理を検証された、
原田守啓さんのお二人が、わかりやすく解説してくださいました。

小野さんは土岐氏の居城・枝広館(現在の長良公園)付近を流れた当時の長良川の流路を推理するも、
証拠となる土や遺跡が出てこず、未だ推測の域を出ません。
その推理を原田さんが地質と気象データから小野さんの推理を裏付けようと試みます。
過去と現在が交錯し、見えなかった歴史の営みが浮かび上がる様は、
まるで宝探しの冒険譚のようで、つい時間を忘れて聞き入ってしまいました。