第22夜「100年前の温泉開発に賭けた熱き漢の物語 ~金華山頂に湧き出た『金華鉱泉』の謎~」 |イベント|シビックプライドプレイス

event

第22夜「100年前の温泉開発に賭けた熱き漢の物語 ~金華山頂に湧き出た『金華鉱泉』の謎~」

2018年9月20日(木)

おとなの夜学は、
「岐阜にいるのに知らなかった岐阜を知る」をコンセプトにした、おとなのための学びの時間。
毎回、岐阜の地域文化に精通した“その道の第一人者”によるお話が繰り広げられます。

今回のテーマは「金華山の裏のウラまで」

ゲスト

宮部 賢二:金華山だより 発行人

開催概要EVENT INFORMATION

第22夜「100年前の温泉開発に賭けた熱き漢の物語 ~金華山頂に湧き出た『金華鉱泉』の謎~」

開催日時
2018年9月20日(木)
場所
みんなの森 ぎふメディアコスモス
主催
岐阜市立図書館

掲載日:2021.02.15

レポートEVENT REPORT

20180920おとなの夜学の様子9月20日(水)におとなの夜学、
「100年前の温泉開発に賭けた熱き漢の物語 〜金華山頂に湧き出た『金華鉱泉』の謎〜」を開催しました。

ゲストの宮部賢二さんは金華山の裏の裏まで愛し、熟知している金華山研究家。
季刊誌「金華山だより」の発行人でもあります。
約100年前の明治末期、金華山の山頂に鉱泉が湧き出ていた…!
その名も「金華鉱泉」。
あの山の頂上で温泉が出ていたなんて!?
今月の夜学は、今ではちょっと信じられない夢のようなホントのお話。

明治時代、金華山山頂付近にあった古井戸からわき水が出ました。
そしてその水を沸かしてみたところ、なんと真っ黒に。
温泉成分を含む水であることが分かったのです。
御手洗池から山頂までパイプをひいて作られた金華浴場の運営は9年間ほど続きました。
後半は、宮部さんが自らの足で調査した結果をまとめ、発行されてきた『ウラキンカザンダヨリ』のお話。 
貴重な映像資料とともに日々のリサーチについてお話ししてくださいました。
長良川交通公園にかつてパンダプールがあったという話題が出ると参加者のみなさんも懐かしそうに当時を振り返っていました。

インターネットでは見つけることのできない「答え」を見つけるべく調査に情熱を注ぐ宮部さん。
『資料を保存すること』を大きな使命とする図書館の役割も改めて感じた時間となりました。

その他のレポートOTHER report

MORE もっと見る