第14夜「7時だよ!神仏習合! ~信長公とカミホトケ~」 |イベント|シビックプライドプレイス

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第14夜「7時だよ!神仏習合! ~信長公とカミホトケ~」

2017年9月19日(火)

おとなの夜学は、
「岐阜にいるのに知らなかった岐阜を知る」をコンセプトにした、おとなのための学びの時間。
毎回、岐阜の地域文化に精通した“その道の第一人者”によるお話が繰り広げられます。

ゲスト

松枝 秀晃(岐阜善光寺 住職)
浅野 将伯(手力雄神社 禰宜)

開催概要EVENT INFORMATION

第14夜「7時だよ!神仏習合! ~信長公とカミホトケ~」

開催日時
2017年9月19日(火)
場所
みんなの森 ぎふメディアコスモス
主催
岐阜市立図書館

掲載日:2021.02.15

レポートEVENT REPORT

20170919おとなの夜学の様子ゲストは中央図書館近くにある岐阜善光寺住職の松枝秀晃さんと、
各務原手力雄(てぢからお)神社禰宜(ねぎ)の浅野将伯さん。

「神仏習合」とは、「日本古来の神と外来宗教である仏教とを結びつけた信仰」(大辞林)のこと。
「習合」は神と仏だけではなく、菅原道真など人も含まれていて、地域によっては定義がゆるかったようです。

古くは奈良時代から寺院に神がまつられたり、神社に神を護るための神宮寺が建てられたりと、
神と仏が姿や名前を変えながら結び付けられてきました。
その後、仏教の排斥運動により神と仏が離されることもありましたが、
今でも寺社内にさまざまな神と仏が祀られているのは、地域の伝承と祈りが習合のかたちとなってあらわれているからなのです。

さて、神も仏も私たちにとっては「祈り」の対象として同じようなものととらえがちですが、
似ているところ、違うところがあるようです。

しかし、祈る方法は違うけれど、祈りは「自分自身」だけではなく、
先祖、家、郷土そして未来と己を通過点とした過去・現在・未来につながっている。
祈る思いは、神も仏も区別なく共通しているように思いました。

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