令和元年10月18日に第1回シビックプライド講座
「都市が元気になるために。」
-シビックプライドセンターとしてのメディコスの可能性-
を開催しました。
全5回の連続講座の第1回目となる今回、Zoom参加の方も含め、大変多くの方にご参加いただきありがとうございました。
今回の講師の方は、
シビックプライドの第一人者。都市空間の解析とデザインを専門とする
東京理科大学理工学部建築学科教授の伊藤 香織さん
メディア制作から自治体の観光戦略・ICT・地域おこしなどを担い、現在では図書館と地域をむすぶ協議会を立ち上げ、新しい図書館づくりで全国を奔走中の
編集工学機動隊GEAR 代表の太田 剛さん
長良川流域の観光まちづくりに取り組み、長良川デパート・和傘CASAなどの販売拠点を核に、流域の基層文化の担い手支援を行っている
NPO法人ORGAN 理事長の蒲 勇介さん
のお三方。
なかなか馴染みのない「シビックプライド」という言葉を、伊藤さんが説明し、太田さんがわかりやすく表現し、蒲さんが、岐阜での事例に落とし込む。
シビックプライドってなんなの?と思っている方にもぴったりの内容でした。
この講座は全5回の連続講座となっております。次回もお楽しみに。
「参加した方からの声」
今回参加してみての率直な感想を一言どうぞ。
- シビックプライドとは何かが今までわからなかったが、「当事者意識を持った市民としての誇り」という一つの答えが見つかって良かった。
- 市民が岐阜のことを知り語り合える場としてのメディコスの役割は大きいと思いました。
- メディコスができて、ショッピングモール以外に市民(特に若い人たち)がとりあえず行こうと思える場になって良かったと思っていたが、今後この施設が担っていくべき役割について改めて考えることができた。おもしろかった。
シビックプライドへの理解は深まりましたか?
また、あなたが考えるシビックプライドをお聞かせください。
- 歴史や文化に誇りを持つだけでなく、それとどう「自分自身が関わるか」というのが、言葉にされて初めて納得・実感でき、おもしろかった。
- “シビックプライド”形成のためには、“個人のプライド”の集結が大切だと思います。
- 歴史上の人物とのゆかりや自然など岐阜にはいいものがありますが、それを自分の中で消化することの大切さ、物語をつくっていくことが必要だと感じました。
それと同時に人と人とのかかわりやつながりを大切にしたいです。
- シビックプライドへの理解は深まりましたが、シビックプライドの答えはいまだにわかりません。
メディアコスモスが(図書館だけでなく全館的に)こうなってほしい、
こういう取り組みにチャレンジしてほしいなど、
ぜひあなたのアイデアをお聞かせください。
- 若い人の声をもっと聞いてほしい…というより、声を出せる場があるといいかもしれません。
- 市(ぎふメディアコスモス)が発信するのではなく市民が発信できる機会の提供が必要だと感じました。
- 知を得るためだけでなく、そこから活動に移るためのキッカケを提供する場になってほしい。
内容をまとめたシビックプライドジャーナルVOL.1ができました。
こちらからご確認ください。
→シビックプライドジャーナルVOL.1